お子さんがサッカーに熱心に取り組んでいると「将来プロサッカー選手になれる可能性はあるのだろうか」「プロになる子にはどのような特徴があるのだろうか」と気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
試合で活躍する子や同年代でも特に上手な子を見ると、生まれ持った才能や練習量、性格などに違いがあるのか知りたくなることもあるでしょう。
サッカーでプロを目指すうえでは、技術や身体能力だけでなく、自分で考えてプレーする力や失敗から学んで成長しようとする姿勢も重要です。
ただし、子どもの頃の実力だけでプロサッカー選手になれるか決まるわけではありません。そのため、成長の可能性を幅広く捉えることも大切です。
本記事では、サッカーでプロになる子に共通する特徴や親の特徴、プロサッカー選手になるために必要なことについて分かりやすく解説します。
【本記事でわかること】
- 幼少期の実力だけで将来の可能性が決まるわけではなく、日々の努力や自主練習が成長につながる
- プロを目指すには、基礎技術や試合経験に加え、身体づくりや進路選びも重要
- 親は子どもの自主性や意欲を尊重し、サッカーに集中できる環境を整えることが大切

【この記事の編集者】
「TORIDENTE」は、関東と沖縄に校舎を展開するサッカースクールです。元Jリーガー選手や強豪校出身者、バルサアカデミー指導経験者など、実績あるコーチ陣のみが集結しています。ここでは、親御さんに役立つ情報を発信しています。
サッカーでプロになる子に共通する7つの特徴
サッカーでプロを目指す子どもには、技術や判断力、練習への取り組み方などに共通する特徴が見られます。
ただし、特定の特徴があるからといってプロになれるとは限らず、日々の経験や努力を通じて成長していくことが重要です。
プロを目指すうえで意識したい特徴は、以下の7つです。
- サッカーが好きで自分から練習する
- 基礎技術を身につけて状況に応じて使い分けられる
- 周囲を見てすばやく判断できる
- 失敗を恐れず積極的にチャレンジする
- 負けた悔しさを次の成長につなげられる
- 自分の課題を理解して改善に取り組める
- チームのために考えて仲間と協力できる
それぞれどのような行動や考え方に表れるのか、詳しく見ていきましょう。
サッカーが好きで自分から練習する
サッカーでプロを目指す子どもは、サッカーが好きで、自分から練習に取り組む傾向があります。コーチに言われた練習だけでなく、休みの日にもボールを蹴ったり、苦手なプレーを繰り返し練習したりする子もいます。
ただし、最初から自分で進んで練習できる子ばかりではありません。練習を嫌がったり、なかなか上達せずに悩んだりすることもあるかもしれません。
そんなときは、無理に練習させるのではなく、親子でボールを蹴ったり、好きな選手の試合を一緒に見たりしてみましょう。
基礎技術を身につけて状況に応じて使い分けられる
プロサッカー選手を目指すには、基礎技術はとても大切です。基礎技術とは、パスやドリブル、トラップといったサッカーにおける基本的なスキルです。小学生年代においては、この基礎技術を徹底的に磨けるかが将来のプレーにも関わります。
中学生や高校生になると実践的な練習が増えるため、そもそも基礎技術が身についていないと周りについていけないかもしれません。そのため、まずは基礎技術を徹底的に磨き、相手の動きや状況に応じて使い分ける能力を身につけましょう。
周囲を見てすばやく判断できる
サッカーでプロを目指すには、ボールを扱う技術だけでなく、周囲の状況を見てすばやく判断する力も必要です。試合中は、味方や相手の位置、空いているスペースなどを確認し、その場に合ったプレーを選ばなければなりません。
そのため、小学生のうちからボールだけを見るのではなく、ボールを受ける前に周囲を確認する習慣を身につけておくことが大切です。
失敗を恐れず積極的にチャレンジする
プロになる子どもは、試合中に失敗を恐れず、自分から仕掛けることができます。例えば、相手にボールを取られる可能性があってもドリブルで抜こうとしたり、ゴールが決まるか分からなくてもシュートを打ったりします。
プロの試合では、相手の守備を崩したり、ゴールを決めたりするために、難しいプレーを選ばなければならない場面もあるため、失敗を恐れて安全なプレーばかり選んでいては、得点のチャンスを作れません。
もちろん、何でも無理に挑戦すればよいわけではありません。周囲の状況を見て、仕掛けるべき場面で思い切ってプレーできることが重要です。
負けた悔しさを次の成長につなげられる
サッカーは常に勝負の世界です。試合の勝敗はもちろん、チーム内のポジション争いや選抜メンバーの選考など、実力を比較される機会が多くあります。しかし、ここで負けたときに諦めてしまうと、プロの世界では通用しません。
なぜ負けてしまったのか、なぜスタメンに選ばれなかったのかなど、その原因を考え、自分に必要なプレーを磨くことが大切です。
自分の課題を理解して改善に取り組める
プロサッカー選手を目指すには、自分の課題をお子さん自身が理解しているかが重要です。得意なプレーだけを磨いていても、苦手な部分を相手に狙われたり、試合で求められる役割を果たせなかったりすることがあります。
そのため、試合や練習を振り返り、自分に何が足りないのかを考えて改善に取り組むことが大切です。とはいえ、低学年のお子さんには自分自身で考えることは難しいかもしれません。そんなときは、保護者の方も一緒に考えてあげましょう。
チームのために考えて仲間と協力できる
サッカーは個人の技術だけで勝てるスポーツではありません。プロの試合では、どれだけ優れた選手でも一人で相手チームを攻略することは難しく、味方と連携することやチーム全体の戦術を理解することが求められます。
そのため、自分が目立つことだけでなく、チームの勝利に必要なプレーを考えることが大切です。自分の得意なプレーを生かしながら、味方と連携してチームの勝利に貢献できることも、プロを目指すうえで重要な特徴です。
サッカーでプロになる子の親の特徴
サッカーでプロを目指すには、日々の練習や試合だけを熱心に取り組めばよいわけではありません。特に、小学生年代こそ親との関わりが大切です。
ここでは、サッカーでプロになる子の親の特徴を解説します。
- 子どもの自主性を尊重できる
- 子どものプレーに口を出しすぎない
- 結果だけでなく努力や工夫した過程を認める
- 練習や試合の環境を整えられる
- 睡眠・食事・休養を整えられる
具体的にどのような関わり方を意識するとよいのか、詳しく見ていきましょう。
子どもの自主性を尊重できる
プロを目指す子どもを応援していると、少しでも早く上達できるように、練習内容や取り組み方について親からアドバイスしたくなることもあるでしょう。
ただし、サッカーで成長していくためには、子ども自身が課題に気づき、どうすれば改善できるかを考える経験も必要です。先回りして答えを教えるのではなく、子どもが自分で考えて行動する機会を作り、必要なときにサポートしましょう。
子どものプレーに口を出しすぎない
試合を見ていると「もっと積極的にシュートを打ってほしい」など、気になるプレーについて伝えたくなることもあるかもしれません。子どもに上達してほしいという思いが強いほど、試合後に改善点を指摘したくなるものです。
しかし、親がプレーの一つひとつに口を出しすぎると、子どもが自分で考えて判断する機会を減らしてしまう可能性があります。試合中は指示を出すのではなく、子ども自身の判断を尊重しましょう。
▶︎関連記事:サッカーで親が口出しすると子どもは伸びない?保護者が知っておきたい関わり方を解説
結果だけでなく努力や工夫した過程を認める
試合で負けたり、思うようなプレーができなかったりすると、子ども自身も悔しさを感じているはずです。そんなとき、得点や勝敗だけに注目してしまうと、子どもは結果が出なければ認めてもらえないと感じてしまうことがあります。
大切なのは、結果だけでなく、目標に向けて努力したことや、苦手なプレーを克服するために工夫したことにも目を向けることです。
たとえ試合で活躍できなかったとしても、練習を続けたことや以前よりできるようになったプレーを具体的に認めてあげましょう。
▶︎関連記事:子どものサッカーが下手でイライラ!その原因や気持ちの切り替え方を解説
練習や試合の環境を整えられる
サッカーで上達するには、所属チームでの練習や試合だけでなく、子どもの課題や目標に合った環境で経験を積むことも大切です。
そのため、親が練習や試合への送迎、用具の準備などを通じて、子どもがサッカーに集中できる環境を整えることも大切なサポートになります。
また、子どもの目標や課題によっては、所属チーム以外で練習できる場を探すのもひとつの方法です。サッカースクールなども選択肢に入れながら、本人の希望や家庭の負担を考慮し、無理なく続けられる環境を整えましょう。
▶︎関連記事:サッカースクールに通う4つの効果とは?実際の保護者の声も交えて解説
睡眠・食事・休養を整えられる
サッカーの練習や試合が続くと、子どもは思っている以上に体力を消耗します。上達を目指すあまり練習量を増やすことだけに目が向きがちですが、疲れた身体を回復させる時間も欠かせません。
親にできるサポートとして、十分な睡眠時間を確保できるよう生活リズムを整えたり、成長に必要な栄養を食事から取れるようにしたりすることが挙げられます。また、疲労がたまっているときは無理に練習させず、休養を取ることも大切です。
サッカーでプロになるために必要なこと
子どもがサッカーでプロを目指すなら、毎日の練習を大切にしながら、少しずつできるプレーを増やしていくことが大切です。
基礎技術を繰り返し練習したり、試合でさまざまな相手と対戦したりするなかで、自分の得意なプレーや苦手な部分も見えてきます。また、サッカーの技術だけでなく、身体のケアや学業、将来の進路についても考えておきましょう。
ここでは、プロを目指すうえで意識しておきたいことを6つ紹介します。
- 基礎技術を繰り返し磨く
- 試合経験を積んで課題を見つける
- ゴールデンエイジの時期に技術の土台を固める
- ジュニア年代からの進路を意識して行動する
- サッカーと学業を両立する
- ケガを予防して身体を整える
それぞれ、具体的な取り組み方を見ていきましょう。
基礎技術を繰り返し磨く
プロを目指すうえで、まず大切にしたいのが、止める・蹴る・運ぶといったサッカーの基礎技術です。華やかなドリブルや強いシュートに目が向きがちですが、試合で自分の力を発揮するには、まずは基本的な技術が必要です。
ただ同じ練習を繰り返すのではなく、試合でどのような場面に対応できるようになりたいのかを意識して取り組むことが大切です。ボールを止める位置や身体の向き、パスを出す強さなど、細かな部分までこだわって練習しましょう。
試合経験を積んで課題を見つける
サッカーが上手くなりたいなら、とにかく試合経験を積みましょう。もちろん練習も大切ですが、練習と試合では意味が異なります。試合では相手の状況に応じてプレーを変える必要があるため、その場の状況に対応できる力が重要です。
例えば、華やかなドリブル技を身につけても、試合で相手に通用しなければ意味がありません。相手の動きを予測し、実際の試合で技術を発揮できるように、日頃から対人の場面をイメージして練習することも意識しましょう。
ゴールデンエイジの時期に技術の土台を固める
ゴールデンエイジとは、一般的に9〜12歳ごろを指します。この時期は、神経系の発達が著しく、身体の動かし方や複雑な動作を覚えやすいとされています※。そのため、サッカーに必要な技術を身につけるうえでも、大切な時期です。
ただし、ゴールデンエイジを過ぎると技術が身につかなくなるわけではありません。この時期だけに焦って練習量を増やすのではなく、さまざまな動きやプレーに触れながら、楽しんで技術を磨ける環境を整えましょう。
※出典:日本サッカー協会「8歳/10歳以下のこどもたちをサポートするサッカーガイド」
▶︎関連記事:サッカーにおけるゴールデンエイジとは?この時期にやっておくべきトレーニングも紹介
ジュニア年代からの進路を意識して行動する
サッカーでプロを目指す場合、ジュニア年代から進路について少しずつ考えておくことも大切です。小学生のうちは目の前の練習や試合に集中することが基本ですが、中学生になると所属先によって練習環境や活動方針が変わります。
特に、Jリーグの下部組織や強豪クラブへの加入を目指す場合は、セレクションの時期や参加条件を早めに調べておく必要があります。
進路によって受けられる指導や試合のレベルも異なるため、子どもの現在の実力や目標に合った環境を検討しましょう。親だけで決めるのではなく、本人の希望も聞きながら、早い段階から情報を集めておくことが大切です。
サッカーと学業を両立する
プロを目指してサッカーに打ち込むことは大切ですが、学業との両立も忘れてはいけません。練習や試合で忙しくなると、勉強する時間を確保するのが難しくなることもありますが、学校の授業や宿題にもきちんと取り組みましょう。
また、プロサッカー選手になれるのは一握りであり、ケガや進路の変更などによって、別の道を選ぶ可能性もあります。将来の選択肢を狭めないためにも、日頃から授業や宿題に取り組み、学力を身につけておくことが大切です。
ケガを予防して身体を整える
プロを目指して練習に励むことは大切ですが、ケガをしてしまうと練習や試合に参加できなくなります。特に成長期は、身長や体重の変化に伴って身体への負担も変わるため、日頃からコンディションに気を配る必要があります。
練習前後のウォーミングアップやクールダウンを丁寧に行うほか、十分な睡眠や休養を確保することもケガの予防につながります。また、痛みや違和感があるときは無理に練習を続けず、早めに指導者や医療機関に相談しましょう
サッカーでプロになる子に関してよくある質問
サッカーでプロになる子に関してよくある質問をまとめました。
- プロサッカー選手になるためには幼少期にどのくらいの練習量が必要ですか?
- 子ども時代に下手でもプロサッカー選手になれますか?
- サッカー選手の幼少期の性格にはどんな特徴がありますか?
- サッカーでプロになる子はどのような能力を持っていますか?
- サッカーで化ける子にはどのような共通点がありますか?
以下でそれぞれの質問に回答します。
プロサッカー選手になるためには幼少期にどのくらいの練習量が必要ですか?
プロを目指すからといって、幼少期から長時間の練習をする必要はありません。特に小学生のうちは、サッカーの練習だけに時間を費やすのではなく、遊びのなかで身体を動かしたり、さまざまな運動を経験したりすることも大切です。
日本サッカー協会も、成長には個人差があるため、発育段階に合わせてトレーニング内容を調整することを重視しています※。
また、練習を増やしすぎると、スポーツ障害や燃え尽きにつながる恐れもあります。そのため、睡眠や休養の時間も確保しながら、子どもが楽しんでサッカーに取り組める練習量を考えましょう。
子ども時代に下手でもプロサッカー選手になれますか?
子どもの頃にサッカーが下手でも、プロサッカー選手を目指すことはできます。小学生の時点で周囲の子より技術や身体能力が劣っていても、その後の成長によって実力が伸びることはあります。
特に成長期は、身長や筋力、運動能力の発達に個人差があります。早い時期から身体が大きく、足が速い子が目立つこともありますが、それだけで将来の実力が決まるわけではありません。
ただし、プロサッカー選手になれるのは、数多くの選手のなかでもひと握りです。プロを目指すのであれば、今の実力に満足せず、練習や試合を通じて技術を磨き続けることが大切です。
サッカー選手の幼少期の性格にはどんな特徴がありますか?
サッカー選手の幼少期の性格には、さまざまな傾向があります。特定の性格でなければプロになれないわけではありませんが、サッカーに熱中し、上達に向けて努力できる子どもには、次のような特徴が見られます。
- 負けず嫌い
- 好奇心が旺盛
- 向上心がある
- 集中力がある
- 失敗を恐れず挑戦できる
- 粘り強い
ただし、性格は一人ひとり異なります。おとなしい子もいれば、活発な子もいるため、こうした特徴に当てはまるかどうかだけで、プロになれる可能性が決まるわけではありません。まずはサッカーを楽しむことを考えましょう。
サッカーでプロになる子はどのような能力を持っていますか?
サッカーでプロになる子どもには、技術面だけでなく、試合中に状況を判断する力や身体能力など、さまざまな能力が求められます。特に、次のような能力は、レベルの高い試合でプレーするうえでも重要です。
- ボールを扱う技術
- 周囲の状況を把握する力
- 状況に応じて判断する力
- スピードや瞬発力
- バランス感覚や身体操作能力
- 最後まで走り続ける持久力
- プレッシャーのなかでも力を発揮する精神力
これらの能力は、日々の練習や試合経験を通じて伸ばしていけます。まずはお子さんの得意なプレーや課題を把握し、成長に合った練習を取り入れましょう。
サッカーで化ける子にはどのような共通点がありますか?
サッカーで化ける子には、チームの練習だけでなく、自主練習にも積極的に取り組む傾向が見られます。また、次のような特徴があります。
- 自主練習を習慣にしている
- 向上心があり、自分から課題を見つけられる
- 指導者からのアドバイスを素直に吸収する
- 苦手なプレーも諦めずに繰り返し練習する
- サッカーを楽しみ、夢中になって取り組む
サッカーが上手くなりたいなら、とにかく周りの仲間以上にサッカーボールに触れる時間を増やすことが大切です。無理に行う必要はありませんが、自主練習も適宜取り入れるようにしましょう。
▶︎関連記事:サッカーが上手くなる自主練方法6選|小学生向けに現役コーチが動画付きで解説
プロサッカー選手を目指す土台を作るなら「TORIDENTE」

プロサッカー選手を目指すには、基礎技術に加えて、試合で相手をかわしたり、ゴールを決めたりする実践的な力も必要です。そのためには、日々の練習で苦手なプレーを克服し、自分の得意なプレーを伸ばしていきましょう。
「TORIDENTE」では、ストライカーに特化した指導を行っています。ゴール前での動き方やシュートの打ち方など、得点を奪うための技術を実践的に学べるため、試合で活躍できる選手を目指す子どもにおすすめです。
さらに、現役Jリーガーとのオンラインコラボイベントを開催していることも、他のスクールにはない強みです。プロ選手と直接話せる機会があり、普段の練習や試合で意識していること、プロを目指すうえでの経験などを身近に聞けます。

プロの技術や考え方に触れながら、日々の練習に取り組める環境を探している方は、TORIDENTEを検討してみてはいかがでしょうか。

